レインズについて！不動産を売却する際に利用する流れについても解説

レインズは不動産業界では日常的に使用されているシステムですが、初めて不動産売却をする方にとっては耳慣れないかもしれません。
レインズの仕組みを理解しておくと、スムーズな不動産売却に役立てられます。
そこで今回は、レインズとはなにか、利用の流れや登録義務のある媒介契約の種類について解説します。

不動産売却におけるレインズとはなにか？

レインズとは、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営しているシステムです。
レインズの会員の不動産会社は、ネットワークシステムにより不動産情報を登録し、売買されている物件情報を共有します。
他の不動産会社の顧客の売買情報も確認できるため、紹介できる物件や顧客の幅が広がり、取り引きがスムーズです。
レインズでは多くの個人情報を取り扱っているため、不動産会社のみ閲覧が可能です。
不動産売却をする際はレインズに掲載してもらうと、より多くの不動産会社の目に留まり、買主を早く見つけやすくなるメリットがあります。

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不動産売却でレインズを利用する流れ

不動産売却でレインズを利用する際は、まず不動産会社に売却相談をし、査定をしてもらいます。
提示された査定額に納得したら媒介契約を締結します。
契約の締結後に不動産会社により物件情報がレインズに掲載されるのが、一連の流れです。
ただし、不動産会社との契約形態によっては登録義務がないケースもあります。
専任媒介契約と専属専任媒介契約はレインズへの登録が義務付けられていますが、一般媒介契約では登録は任意です。
しかし、レインズへの登録は売主にとってのメリットも多いため、任意であっても登録を希望する売主は多いです。

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レインズに登録義務がある媒介契約の種類と内容について

レインズに登録義務がある媒介契約は、専任媒介契約と専属専任媒介契約です。
専属専任媒介契約とは、1社の不動産会社だけに依頼し、売主自身で買主を探してはいけない契約です。
専任媒介契約は、1社だけに依頼する点は同じですが、売主自身で買主を見つけることもできます。
レインズへの登録期限は、専属専任媒介契約は締結の翌日から5日以内、専任媒介契約は締結の翌日から7日以内です。
売却期間中、不動産会社は売主に対して専任媒介契約は1週間に1回、専属専任売買契約は2週間に1回の活動報告義務を負います。
媒介契約の種類ごとに異なるメリット・デメリットがあるため、自分の希望する売却方法に合った契約を選びましょう。

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まとめ

レインズとは、不動産会社同士がネットワークシステムにより売買されている物件情報を共有するシステムです。
レインズに登録すると、売主にとっては物件がより多くの不動産会社の目に留まるメリットがあります。
専任媒介契約と専属専任媒介契約の場合、レインズの登録義務がありますが、一般媒介契約の場合は任意です。
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